曇天と夕焼けの二層の空
曇天と夕焼けの二層の空

夕方、別室登校した中1次男と帰宅する車中。

『今日の空はすごいね!
重たい雲と黄色い光の層が
パラレルワールドみたいだね』
『ほんとだ!すごい!』

『お母さんは運転してて。僕が写真撮るよ』
という息子。

『雲の中と光の中だと、住んでる世界が違うみたいだね』
『今日の太陽は大きく見えるね』
などと他愛のない会話をしながら帰宅。

眩しい太陽



教室でみんなと一緒はまだ無理だけど
別室だったり、自宅からリモート授業だったり、
学校行事だけの日なら
ずいぶん参加できるようになりました。




こんなに穏やかに
過ごせるようになるなんてねー(遠い目)

帰宅後、ベランダから見た景色は
また全然違って見えて

ベランダから見た空



こんなに美しい世界を
毎日見られて
幸せだなー、と思ったら


ふと、気づいた。


もう完璧な世界にいるんだと。

やっとやっと
すとーんと
腑に落ちました。

側から見ると昨日も今日も何も変わらないですが。


そうだよね、私は「美しい世界を見たい」と
ずっと言っていて
外国に行かなきゃ、絶景とか行かないと見れないと
思い込んでいた。


普通を望んでいた私。普通ってなんだ?と、今ならツッコミを入れられるけど。

自分の望んだ人生とは違う。

自由がない、飛び回るための羽根が折れたイメージ。

子供が学校に行ってくれれば
いっぱい仕事して
ガンガン稼いで
出張したりして
好きなタイミングで
国内でも海外でも行けると思ってた。


ないものねだりで
外にばかり目を向けていて。

あるものに気づかなかった。

贅沢な悩みなのに
満たされていないと
思い込んでいた。

不登校の子供と共に未来に悩む母親、という
不幸な自分でいることで、

愛着やトラウマやそんなことを抱えていたからと、かわいそうな私でいることで

子供のせいにして
私自身が変わることから逃げていたんです。

普通を望むと言いながら、

自分の能力は特別でありたい、なんでも叶えられるスキルを身につけたい

願わくは自力でも他力でもなんでもいいから、心の平穏と幸せを望んでた

要は『自分だけは特別だ』と

思いたかった。

あー、恥ずかしい。

変わると言っても、どこか他に答えを探すんじゃない。答えを持った人を探すんでもない。

あり方を変えるだけ。

今の自分のいいところも悪いところも、そのまま受け入れること。ここで生きていくと覚悟を決めること。

一旦、私なんてこんなもんだと降参すること。

ただ私としての人生を全うすると、決めること。



本当に欲しいものは、もうすでに手にいれていた。

子供を何とか変えないといけない、
私が何とかしないと!という思い込みと

対処方法を探して試さなきゃという行動は

結局は、すべて他人からの評価を気にしたものだった。
世間に合わせて自分たちを変えなきゃ、という想い。


変わらなきゃいけなかったのは、そんな自分の思い込みの方だったんだよ。


なんとかしなきゃと思うほど、
自分も周囲もがんじがらめにしていたね。



本当に欲しかった穏やかな日常は、
私の心が平穏なら
もうそこにあったんだーーー(T ^ T)

私は言葉にできない想いを絵を描いてみたりしてます

私が心から笑えたら、家族も心から笑えるのだよ。

今まで見えてなかった自分が
ちゃんちゃらおかしい。

ここが足りない!
〇〇だったらいいのに!

不満たらたらだったんだー。

恥ずかしいったらありゃしない。
泣きながらシャッターを押す、
変なやつ。


いやー、笑える。急に来た。
そんな泣き笑いの今日でした。

オチがなくて申し訳ない、ですが
個人的に内面的に大きな変化。

夜の入り口


とってもびっくりの日でした。
最後までお付き合い
ありがとうございます。

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