目次
日本人にもっと英語のフォニックスを伝えたい
先日書いた英語のセミナー告知が、思いがけず反響をいただいているので。
なぜ私がいま、英語のフォニックスについて、お知らせしようと思ったのか。
みなさんに、英語の楽しさ、話せる自信をつけてもらいたいのか。
ちょっと長くなりますが、お話しします。
フォニックスを知らせたいなと思ったきっかけ
小学校の英語の授業参観
きっかけは、長男が小学校5年生の時の授業参観でした。
たまたま、教育実習生が英語の授業をやっていたのですが、
そこで、ある種の衝撃を受けました。
まず、先生が入室してきたときの挨拶「ハロー、エブリワン!」という呼びかけに、
「ハロー、ミスター〇〇。ハロー、ミス〇〇」(はげしく棒読みの生徒)
「シッダウン プリーズ」(生徒座る)
授業はすべて英語
授業はすべて英語(先生の発音は、日本語寄り)で進行し、
「今日は何日ですか?何曜日ですか?天気は?季節は?」
と、先生がどんどん質問し、生徒が答える、というもの。
生徒は、限られた5人ぐらいの子だけが、手を挙げて答えていきます。
「あー、あの子たちは英語塾に行っているのねー」(私の心の声)
我が家の、全く英語を習ったことがない長男は、
「ぽかーん」としながら
(あー、、、、理解してないぞ(^^;;。そりゃそうだよねー。)
ひたすら先生が板書した
「Today」「Monday」「Autumn」などの言葉をノートに書いています。
This is a pen.
つぎに、絵を見ながら物の名前の列挙になり、「What is this?」
This is a desk, a cup, a tree…
そして、ついについに、、、、
でたー!「This is a PEN!!!」 ( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)
まじかー!!!!
まだ、それ、生きてましたか!!!!
こないだまで、ピ〇太郎さんとか、やってましたよねーー。
それって…。(;^ω^)
そして、そして、
なんだ、この、どこかで見たような、生徒のシラケたような、活気のない感じは?
うーん、うーーん。(しばし追想)
。。。。。
違和感と同時に懐かしさを感じた英語の授業
あ、そうだ!!!
中学一年の時に、初めて英語を習った時の授業の感じだ!
ご丁寧に、発音記号と舌の位置の絵とかもあったけど、
つまんなかったなー。。。(せっかく英語はじまったのに、いつになったら楽しくなるの?)
正直、自分が子供だった頃と、何も変わっていないと感じたんです!昭和か?
むしろ、小学校まで降りてきている!!(英語嫌いが増えるじゃないかー!!)
そして、これが「グローバル人材育成のための、英語とプログラミング教育の導入」
の結果なのですとーーーー!!
先生も学校も悪くない
ここで、誤解のないように言っておきたいのですが。
もちろん、学校や先生を責めるつもりは毛頭ありません。
先生方のご苦労は、本当にすごいものだろうとお察ししますし、頭が下がります。
たまたま、教育実習生の授業だったし、
そういう風に感じただけかもしれません。でも、でも。。。
このままでいいのかー?
「だれか、何とかして!!!!ーーー」
「これじゃぁ、何も変わらないよー!!!むしろ弊害がーーー!!(心の叫び)」
もう、アドレナリン出まくり。バクバク。うおー!
他のお母さんはどう思うの?
気持ちを押し殺しながら(冷静さを繕って)、隣のお母さんに聞いてみました。
「今の授業聞いてどう思う?」と。
そうしたら、かえってきた答えは、
「うーん、うちの子、全然わかってなかったみたいだから、英語塾に入れなきゃねー。」
。。。。。
ちーん。(-_-)
そう来た?
そうなの?
うーん。(~_~;) もやもやもや。
そっか、そうだよねー。
まずは、関心は、わが子が学校の成績や授業についていけるか、だよね?
授業を理解してたら安心だし、問題ないし。
それから、受験していい学校に入って、いい会社に入って。。。
そのまま成長して幸せになってくれれば。。。
なんだろうなぁ。
この違和感、わたしだけなの?
ん??やっぱり、将来のために今を我慢する感じ??
みんなそんなもんなんだから、とにかく勉強頑張れって?
。。。
子供のころに習いたかった英語
好きなことを学ぶための受験勉強
高校時代、自由になりたくて、受験勉強頑張りました。
大学に入れば、好きなことが勉強できる。大学で英語を学ぼうと。
大学でやっと出会った勉強法:音声学
そこでやっと学んだのが、音声学、フォニックス。
大学の授業では、字幕を隠しながら洋画を観たり、好きな歌の音源をみんなで持ち寄って歌ったり。
英会話と音声学の授業は、本当に楽しかったんです♪
。。。。
で、大学時代に3か月間かけて人のおうちに寄せてもらいながら、
アメリカ大陸を横断したことや、仕事で海外向け携帯電話を開発していたころの思い出がよみがえり。
理論と実践
もしかして実際に英語を使う環境の人のほうが少ないからかも?
「そうか、この中で、実際に外国人と話したことある人のほうが少ないのかも!!」
(自分の英語が通じると楽しいよー!理解しあって、一緒にふざけたりしたら、もっとねー!)
「それ以上に、海外で仕事したことがある人は、あまりいないのかも!」
(完璧な英作文なんて必要ないよー!そんな作文してたら、話終わってるし。自分の意思を表現できればいいし、みんな優しいよー!)
自分だってそんなに話せるわけでもないけれど、反応はできます。言いたいことは言えます。
多分、この中では経験値があるほうなのかも。
たまたま、海外で「プログラミングも英語も」仕事で使ってきた。
いろんな国の人と議論をし、泣き、笑い、一緒に仕事をしてきた。
そうだ、自分の経験はどこかで活きるのかも。だれかのためになるのかも。
実は、自分なら何が必要か、語れるのかも。
私のお役目?
もしかして、もしかして、
「おまえがやれ!」ってことなのかーーー???
Oh,My!!!!! (/ω\)
というわけで、
英語を楽しんでもらうための場づくりはじめます
英語を楽しむきっかけづくりを、何か始めたい、と思ったのでした。
現場で、もっともっと、簡単で、もっともっと大事な事をお伝えしたい。
そんな経緯がありましたので、完璧ではないけども、
- 私なりの英語の楽しみ方、
- 音声学やフォニックスで学んだ、目からうろこの発音法則。
- ちょっとした仕草の違いで笑われた、あの思い出。
- わからないと思っていたけどわかり合えた、文化や価値観の違い。
- 実際に現場で気づいたこと
などをアウトプットしていきたいと思います。
もう、フォニックスの話だけじゃなくなりそうだけどもーーー!(*^▽^*)
下手すると人生語っちゃうから、だれか止めてね。( ´艸`)
講座の準備ができましたらお知らせしますので、
参加してみてくださいねー。よろしくお願いします。
