今日は、引き続き小学校に復帰しようと頑張っている
次男について。
保護者として、学校の担任の先生と意識合わせをしてきましたので
その内容をシェアしたいと思います。
前提条件として、
これは我が家の場合であり、二年間学校で授業が受けられていない、
内向的なHSC男子の一例としてご覧いただけるとありがたいです。
また、まだ一日しか登校しておらず動き出したばかりで、
また行けなくなるかもしれません。
いずれにせよ、今後の経過もちょくちょくお伝えしていきたいと思っています。
彼が自分の意志で学校に行くと、動けたタイミングに合わせて
より良い環境について
学校側とお話ししました。
新しい担任の先生と、私の2人だけでゆっくり1時間半。
その後、学年主任の先生とも
お話しさせていただきました。
お伝えしたこと。
- 学校に行けなくなったころの様子。
- 今までの経過。
- 彼の性質や希望する事、好きなこと、嫌なこと。
- 親として対応してきたこと、悩んだこと。
- 今まで積み重ねてきたスモールステップのこと。
今まで家庭で過ごす中で、たくさん息子と対話して気持ちを確認してきました。
彼の気持ちを代弁できるようになってきたので、私の気持ちと彼の気持ちと
時間経過に沿ってお話しました。
具体的には、
息子の願い
・彼が願うのは、『普通に学校で過ごす事』
・カテゴライズされたくないこと(不登校、HSC、発達障害など)
(普通じゃない→隔離、疎外という事を突きつけられる気がする)
⇒ 特に、転校や引っ越しということも考えられる、と話題に出したときに、
ショックを受けていました。
・上記の理由で、発達障害検査も拒否して受けていないこと。
息子の苦手なこと、感じていること
・学校が苦しくなるいくつかの理由
– 丸2年間以上授業を受けていないので全く勉強がわからないだろうと
-宿題でドリルやプリントを渡されるのは、
『
みんなと同じ条件で授業が受けたい。教わりたい。
– 周りの子が当たり前に出来ている事ができない時に感じる
(ただそこにいるだけで、
– 逃げ場のない閉塞感
(保健室には一日中、
– 感情的になり、場を乱したり、威圧する人(大人子供問わず)
怖いと凍りついて息苦しくなったり、うるさいと逃げ出したくなる
– 遅刻して途中から教室に入るのが苦痛なので、
(
– 朝どうしても不安になって行けないときは、
– 漢字を書けないと恥ずかしいので、
※給食時の音楽については、すでに全校的に廃止していただいたため、ありがたく思っています。
そして、彼のベースにHSCという特徴があり、
HSCへの配慮が、ほかの子供達への配慮にもなるという事、
明橋先生の本『子育てハッピーアドバイス、HSC
『HSCと発達障害』高田明和著
の2冊を手渡してきました。
担任の先生からの回答
【学校からの回答】
・苦しくなった時に、いつでも避難できる場所をつくる。
(現時点では図書館になる予定)
・苦手に感じる科目(特に積み重ねが必要な算数・英語)については、
図書館で過ごせるようにし、息子用の時間割を作って用意する。
・朝の会からきて、苦しくなったら避難場所に移動するか、帰宅するか決める
(帰宅する場合は、保護者の私に電話をする)
・放課後に来ることも大歓迎。
・係に関しては、今年から一人一台ずつタブレットを配布するので、
動画編集などやってもらうことも考えている。
・基本的に、息子のペースに合わせて、無理のないように協力していきたい。
・明橋先生の本は、学年担当の先生全員にコピーして配布するようにする。
(学校の先生へ、のページは版権フリーでコピー可能になっています)
ありがたいことに、これ以上ないというほどの理解をいただき、
幸せな気持ちでいっぱいになりました。
本当に、先生方のあたたかさと臨機応変に対応してくださろうとする姿勢、
息子の勇気に胸が熱くなり、これから先、息子の希望が叶うように
ただただ邪魔をせず、できるサポートをして見守りたいと思います。
また、非常に個人的な内容で、皆様にお話しするのは
失礼なのかもしれないと思いましたが、
昔の私の立場では、とても知りたい情報だったので、
もしかしたらどなたかの役に立つかもと思い、シェアさせていただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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