突然ですが、今の気持ちを記しておきたいと思い、ここに書き留めます。
わたし、ちのねやすこは、
私そのもの、自分素材で生き、多くの人のお役に立つ!
と
決意いたしました。
私は私そのもので、皆さんのお役に立ちます。
突然何を言い出すのかというと(笑)。
起業したのに今までモヤモヤしていた原因が、
自分の心で判断せずに、他人軸で過ごしてきたから
だということに気づいたからです。
つまり、人の評価を気にしすぎていた。嫌われることが怖かった。のです。
そして、
ようやくこれからやっていくことが腑に落ちた。
このための決意を残しておきたいと思いました。
違和感をそのままにせず、起業してよかった。
時々、強烈に私の中から湧き上がってくる、得体のしれないエネルギー。
情熱とも言うかな?
ネガティブなものでも、ポジティブなものでも、どっちも大事。
その声を聴いて、「私は何に反応しているのか?」問い続けて良かったです。
やっぱり、答えは自分の中にあるのです。
以前は、目先の(納期など)目的のある場合には、時に邪魔になり、聞こえないふりをしてきてしまった。
せっかく、自分の中からアラームを鳴らして教えてくれているのにね。
それって、自分でなければ気づかない。
そしてこれからもその問いかけと答えのやりとりが、死ぬまで続くんだと思います。
他の記事もそうですが、いろんな迷いの中にいて、何かヒントが欲しいと思っている、
どなたかのお役に立てることがあればうれしいです。
※今回は、少し幼少期の重たいことも書いています。
ネガティブな内容が嫌な方はスルーしてくださいね。
起業後もまだ他人軸で生きてきた
今までは、起業したものの、私ができることを請け負う、または教える、というスタイルでした。
「ホームページを作る、パワポで営業資料を作る、広告をつくる、
オリジナルの講座を作る、英会話を教える」など。
もちろん、起業家のみなさんのお役に立ちたい、支援したい、という思いは変わりませんが。
「これを提供したい」という、軸が自分になかったのです。
ご希望のものを出来るだけ満足してもらう形で手渡したり、ご自分でできるようにやり方や考え方を教える。
人には、自立するための、魚の釣り方を伝えようと思っていたけれど、
実は、釣竿やエサや、釣り方、釣れる場所を教えた上に、やっぱり魚も釣って渡していた気がします。
ここでいうツール類(釣り竿やエサやポイントなど)は、日々変化・進歩します。
なので、その情報収集は欠かさず追い付いていなければなりません。
そして、自分で実際にやってみてうまくいく方法を教えていました。
なので、むちゃくちゃしんどいし、お客様によってフィールドが違う
(先ほどの釣りの例で言えば、海釣りだったり、渓流釣りだったりする)ので
ずっと調べ続けます。そして、最近の流行を見たり聞いたり、実際にやってみたりするのです。
伝えたり、教えたりするからには、最上・最新のものを伝えたい。
これは私の特性である、「最上志向」を反映しているものです。
しかし、同時にもう一つ。
お客様に、凄いね、と言われたい。
という感情もあったのです。
本当に長い間、身体に染み付いた感覚。
思い返すと、それは子供のころからずっとやってきたことでした。
他人軸で生きてきた理由(幼少期からのもの)
一目置かれる人物であろうとする理由、
それは私の価値観からできていた。
人から評価されたくて、勝負に勝ちたくて。
一番でなければ、結果を出さなければ価値がないと
今まで必死に身につけてきた、サバイバルスキル。
私は、認められ、愛されたかった。
子供のころ、ほとんど両親から褒められた記憶がありません。
読書感想文や絵画コンクールに入賞しても、新聞記事として掲載されても、
全校生徒の代表で演説をしたり、指揮をしたりしても、
いつも「へぇ、そうなの。よかったね。」と流されて。
決して喜んでもらえないのが悲しすぎて、悔しいので、
途中から、(コンクール応募は)欲しい商品を獲得するためのゲームになって行きました。
すごいことをすれば、注意が引ける、振り向いてもらえると思って、
大人が欲しがる答えを探る子供になってしまった。
そんな打算的な自分も嫌だった。
勉強も頑張りましたが、100点に足りないところ、できていないこと、
他にもっとすごい人がいることを指摘されてきました。
父親には感情で叱られていたので、
親に怒られないように、機嫌を損ねないようにいろんなことを完璧にすることが、
私が生き残るための手段だった。
甘やかさず、厳しく育てることが両親としての、精一杯の愛情だったと気づいたのは、
自分が親になってからでした。
でも、ごく最近気づくまでは、
ずっと人からの評価が基準の他人軸で生きていました。
そのために、子供時代からはじまり、長い社会人生活の中でも、いつも頑張ってきました。
やってきたこと、身につけてきたことを書いてみると。
◆組織内の人材育成、マネージメント、
◆商品企画、設計、価格設定、
◆プログラミング、デバッグ、サーバ管理
◆ソフトウェア設計
◆翻訳、マニュアル作成、
◆Webシステム管理、パソコン関連、
◆講座の作り方、セミナー講師、
◆英会話、イベント統括
などなど、その場その場で、全力で頑張ってきました。
それは、人にも自分にも負けたくなかったから。
全力じゃない自分でいるのが我慢ならなかった。
引き受けた仕事は、
相手の期待を超えて返さないと気が済まなかった
賞賛の声をもらわないと、満足できなかった。
今思うと、すごい働き方だったと思います。
誰もほめてくれない専業主婦という仕事
そんな私が、会社を辞めて専業主婦の間は、どん底にいる気分でした。
誰もほめてくれず、収入もない。夫の収入に頼るばかり。
「自分には家庭を守っている、という立派な役割がある。」
そう、わかってはいるけれど。
人から評価されないと、結果としての収入が入ってこないと、
自分には価値がないと落ち込んでしまう。
その状況で、専業主婦でいるということは、家事をこなし、子供の健康と安全と教育と、
完璧にしなければならない、というプレッシャーで心がぎゅうぎゅう縛られていました。
育児法や食事づくり、まったく新しい世界でまた頑張っていたけれど、出口がない。
子供が学校に入るタイミングで、やっと外に出られた。
これで、なんでもいいから生活費を生み出せる!
在宅ワークやパート勤務。
ところが実は、どれをやっても
しっくりこなかったのです。
なぜなら、いわゆるスキルと言われるものは、
私でなくても教えてくれる、やってくれる人がたくさんいます。
パソコン教室だったり、講座だったり。
教える専門の方がいる。
私は、多くのスキルを一生懸命学んできたけれど、好きでたまらないものではなかった。
例えば、パソコン教室の先生や英会話教室の先生になろうとは思わないのです。
出来ることと、やりたいことは違う。
お金をもらわずともやってしまう事、それが天命だと思うのです。
贅沢かもしれませんが、放っておいてもやってしまうような、私自身が楽しめることがしたい。と思いました。
そうでなければ、やっぱり時間を売っている感覚になってしまうから。
やりたいことで、たのしいこと。
それは何か?
自分も楽しくて、皆さんに喜んでいただけること。
それがようやく、わかってきました。
お悩みやお話をよく伺って、
アイデアやアドバイスをお伝えすること。
たくさん話をして、泣き、笑い、
お相手の心に、ほっとする何か
勇気と安心、笑顔の炎を灯す事。
笑顔で、楽しい時を過ごす事。
どうやら、誰にも負けないようにがんばらなくても、
人と楽しく話をする。
それだけで良かった。
仕事としては「コンサルティング」。
私のこれまでの経験や知識をお話しできる場所。
どちらかというと、「お悩み相談室」のような感じです。
お悩みを抱えた方が、セッションを終えるころには、
「ちのねさんに会うと元気になります!」
「自分にもやれる気がしてきました。がんばってみます!」
「今まで何を悩んでいたんでしょう」
などと、笑顔で帰って行かれる姿を見るのが、本当にうれしい。
私にとっては、ただそこに居て、質問にお答えしたり、浮かんだアイデアをお伝えしたり、
いっぱい笑ったり(笑)、楽しすぎて何もしないでいる感覚だけど。
喜んでいただけるんです。
仕事は大変なものだと思っていた
今まで、仕事って、苦しいことを、我慢してやることだと思っていた。
自分の時間を差し出すことで、犠牲にすることで、対価としてお金をいただけるのだと。
人が苦手な事を、出来る自分が効率よく代わりにやることが仕事だと。
お金のブロックって
だから、簡単にできることでお金をいただく事が、なかなかできなかった。
私なんてまだまだだし、
こんなんでお金をいただいていいのかと。
どうやらこれが巷で言う、『お金のブロック』 というやつらしい。
私の全力を超える勢いで仕事をしないと、
お金はいただけない。
実績のない自分がお金を受け取るには、代わりに
身を削る努力をしなくてはもらえない。
そんなこと、誰も言ってないのに。
自信がないからって、今思うと笑っちゃうくらいの、思い込み。
そりゃあ、周囲の人から「宝の持ち腐れだ」と言われるよね。
好きなことを仕事にするって意味
もっと、楽で、うれしくなるようなことで
お金をいただいて良かったんです。
好きを仕事に、というけれど
やっとその意味がわかったんです。
私が不機嫌に苦しみながらする仕事より、
楽だからこそ、余裕があり、相手の事だけを考えてアドバイスできるその時間のほうが
何倍も価値がある。
お互いに大事な時間を使うのです。
時間は命。
私が、楽しくて、人のお役にたてることが見つかりました。
女性にビジネスのお悩み事を伺っていると、
その問題の解決策や、別に隠れている、本当の問題が見えてきます。
もちろん、今までの知識と経験があってのものなんでしょう。
どんどん、お伝えしたいことがあふれてきます。
新しいアイデアや、お客様の良いところ、人と違うところ。
それをお伝えすること。
それこそ、私のやりたい事で、お役に立てる事だと、ようやく腑におちました。
今までも、うっすらそう思っていたけれど、
たくさんのオプションをつけないと、安心できなかった。あれもこれも手を出して。
しかし、やればやるほど、自分が何者か、だんだんわからなくなってしまうのです。
その時々に受け取る人によって、「英語の人」「Webの人」「ブログの人」「パワポの人」
自分が何者か、伝わらなくなってしまった。
そういえば、今までで一番楽しく仕事をできていた会社員時代(システムエンジニアで海外にいたとき)は、
私はほとんど作業をしませんでした。部門間を渡り歩き、お話をするだけ。
部門の責任者だったので、会議には出ますが、議事録も他の人が書いてくれたし、スケジュール管理もしてくれた。
私宛のメールは、他のメンバーが、メーリングリストの中から、返事しなければならないものだけを教えてくれた。
ああ、私は、自分の得意なことだけで活かさせてもらっていた。
組織の中で、猫のように自由に楽しくさせてもらっていたのです。
どうやら、その働き方が私にあっている。
なので、今までやりすぎていたことを辞めて、
経営や起業の相談、講座、対面のカウンセリングに集中していきたいと思っています。
これからの取り組み
私には、使命があります。
精神的にも経済的にも自立した、自分の強みで生きる、余裕のある女性を増やすこと。
しかもそれは、今までの、限界まで頑張って時間と交換する働き方ではなく、
家族との時間を大事にしながら、
自分らしく、
世界に貢献していくあり方。
女性が、ありのままで働けるように
環境を整えるお手伝いをしたいのです。
必要のないことはやめる。
もうそれ以上、自分の範疇にないものを、無駄に心配しなくてもいい。
人は、余裕がなくなると、自分の悩みを言い訳にして、やらなければならないことを後回しにしがちです。
◆余計なものはやめる、終わらせる。
その上で、
◆シンプルに、自分や、自分の商品を知ってもらう努力を続ける。
◆料金以上のものをお客様に渡している、という自信がつくまで
自分をスキルアップする必要があること。
そういうことをお伝えします。
女性が自立すると何が変わるの?
誤解や反論を恐れずに申し上げますが、
日本の女性の多くは、いまだに自分の人生を生きられていません。
自分の美容や洋服代、交際費などにお金や時間を使うことは悪である。
家族のため、子供のため、我慢と自己犠牲こそ美徳とされてきました。
女性が自分の人生を取り戻すことで変わること。
それは大きく3つ、あると思っています。
①女性が笑顔で満ち足りた日々を過ごす事で、子供も自分の将来を楽しみにできるようになる。
②子供が母親からの過度な期待も干渉もなく、自立することができる。
そして、最大の盲点は、
③妻子を養わなくては!とガチガチに力の入った男性の肩の荷を下ろすことができる。
男性だって、他の可能性を選択できるようになる。
女性の笑顔で世界を平和に!
そんな夢みたいなことも、気がついた人の小さな一歩から始められると信じています。
小さな灯でも、周りにたくさん灯せば、どんどん明るくなっていくはず。
私の人生、今までの膨大な情報や知識、経験も、ここにまだ書けないような体験も、
きっとたくさんの方のお役に立つため。
たくさんの方の立場を理解するためだったのでは?と思うのです。
と、言うわけで。
来年からは、
まず、つくば市の吉村千鶴子さん主催の
経営・起業講座「つるとまなび場」で、講師をいたします。
→ お茶会のお申込みはこちらから
また、わたし単独でも、随時
「あなたのお困りごと、なんでも相談」
をお受けします。詳細はご提供メニューをご覧ください。
皆様のお話を是非聞かせてくださいね。