若き日の自分へのメッセージ
もし同じような境遇の方に届いたらうれしいです。
悲しみの毛布にくるまって、
動けなかった、
若き日の自分へ。
ストレスを軽くする方法を教えよう。
なんとなくモヤモヤと
嫌な気持ちが生まれたら
どうするか。
あの人のあの言葉、あの態度。
気づかないふりをして
見て見ぬフリをすると、
そのうち、その気持ちごと。
空気と一緒に飲み込んでしまう。
すると、
どんどん重たくなって
お腹の下の方に溜まっていく。
忘れたつもりでも。
やがて沈殿して、コールタールのように
真っ黒で粘っこくて
なんとなく重たいものを
いつもお腹の中に抱え込む。
それがストレスなのかも、
と思う。
それならば、
「あ、今、なんとなく嫌な気分になった。」
「ストレスが生まれたなぁ」、
という時には、
面倒がらずに
手にとって。
ちょっと隠れそうになっても
捕まえて、取り出して
じっくりと眺める。
ただ、ながめる。
そこに判断は入れずに。
「あー、私は今、嫌な気持ちなんだなぁ。」
「そもそもなんで嫌だって思うのかなぁ?」
っと、ただただ、自分の気持ちだけを感じてみて。
世間の、こうしなければならないとか。
ポジティブでいなきゃとか。
そんな雑音はほおっておいて。
ただ、自分の本心と向き合うの。
あせらなくていい。ゆっくりと。
そうすると、
「そっかー、これが嫌だったのねー。」
ってところまでじっくり自分の気持ちに付き合うと
あれあれ?
大抵のものは、
「あー、そうだったんだー、」
と水蒸気のように空の上に消えていく。
一旦捕まえ損ねた場合も大丈夫。
- 「言葉にして出す」
- 「紙に書く」
- 「思い切り歌う」
- 「大声で泣く」
とにかく出す。
気づいたら、すぐに。
そうすると、
なんだか少し、軽くなったような。
なんだか少し、楽になる。
余計なものは、
入れない、溜めない。
食べ物やモノといっしょだねー。
それでもつい、溜めてしまうのが
人間なのだけど。
溜まったら出せばいいだけ。
簡単じゃん。
動けなくなる、その前に。
少しだけ、自分に心地の良いことをしてあげよう。
好きな香りのアロマをたいてみたり。
おいしい紅茶を丁寧に入れてみたり。
エステやネイルをやってもらったり。
美容室でお姫様気分。
そんなのもいいね。
それから、いつもくるまっている、
その悲しみの毛布は、
手放しても平気だよ。
少しでもいい気になってしまうと、
後で失望した時がこわいから、と。
いつも悲しい気持ちでいる必要は
ないんだよ。
あなたは、そのままで愛される存在なのだから。
世間は、あなたが与えた愛を何倍にも返してくれる、あったかいところだよ。
日にち薬って言葉を知ってるかい?
あなたには、自分で自分を癒す力まであるんだよ。
自分を信じて!
あなた以外に、あなたを本当に愛せる人はいないから。
あなたの人生はあなたのものです。
涙が枯れるような、絶望するような出来事が立て続けにおこったこと。
それは、今になれば、
この幸せを味わうためのもの。
さぁ。ゆっくり休んで。
そして、自分にとびきりやさしくしてあげてね。