幸せになりたかった私へ
幸せになりたい、その思いをかなえるにはどうしたらいいだろう？
今までずっと足りないものを数えて、欲しがってばかりだった
あれが足りない、持ってない
なんでも持ってる、あの人はいいなぁ。私と何が違うのかなぁ？
そうか、努力が足りないんだ！と、手に入ったら幸せになれると信じて、
いっぱい勉強したり
認めてもらえるような役職名や立場にこだわったり
とにかく人と交流したり
精一杯働いたり
多くの人の役に立てば、周りの人から評価してもらえる
大事にされる
いっぱい働けばいっぱいお金が入ってきて
良い暮らしができて、幸せになれる
いい暮らしがイコール幸せだとずっと信じて生きてきた
逆に、手を抜けば幸せがなくなっていく
だから
手に入れるためだけでなく、失わないためにも
常に気を張って生きてきた
でも知ってた？いつのまにかそんな時代は終わったらしいよ
思い返せば、
いい学校に入っていい会社に入って、幸せになるという刷り込みなんだろうけど
今までは土の時代、これからは風の時代、というらしい。
一番やっちゃいけないことは、自分をいじめること。
我慢しすぎること。
自分を粗末に扱うこと。
今までは、人の気持ちに応えること、謙遜や忍耐は美徳と思ってたけど
行き過ぎるとそうじゃなくなる
気づかぬうちに
恨みの時間になっちゃうんだ
そんな時間はやめて
やりたいことをする
失う不安ともサヨナラして
もうすでに手にしている幸せを
ちゃんと見て感じて
自覚してみることからはじめよう
いつのまにか
持ってるか持ってないか、
幸せか幸せじゃないか、
両極端に走って、どっちかでしか判断できなくなっていた
本当に、私は幸せじゃないの？
幸せになりたい、と願うこと自体は
全然悪いことじゃない
より良く生きるためのモチベーションになるから。
でも、あまりに力が入ると卑屈になったり、執着になる
強く念じると、「今の自分じゃダメ、幸せじゃないよー」
って叫んでるのと同じことだった。
幸せじゃないと感じている時間が増えれば増えるほど、
それだけでよどんだ気持ちになるんだね
まるで全く水が循環しない沼のように
〇〇になりたい、ということは
今現在、「そうなれていない」とジブンに
刷り込むことかもしれない
命があること
平和であること
屋根のある場所で暖かい食事をいただけること
愛する人がいること
家族といられること
動ける身体があり
明日に希望を持てること
美しい景色や生き物に癒されること
全てが奇跡なんだな
もう幸せであることを自覚するだけで、ふっと楽になった
もっともっとと、できない自分を責めるのを辞めたら、身体がゆるんだ
息が深く吸えるようになった
優れた自分になろうとするのではなく、
「より気分よく過ごせるジブンであろう」とするだけでいいみたい
恥じない生き方をすることも大事だけど
いつも張り詰めていたら
そのうち糸が切れてしまう
感情は湧き上がるものだし、
「ネガティブなことを感じちゃいけない」と無理にふたをすると
えせポジティブになって、笑顔がひきつるよ
そんな自分の写真をみるから、美しくないと思うんだ
ダメな部分も受け入れて
まぁ、割とよくやっているよね、と折り合いをつけていく
すごい人たちと比べて
「ダメだなー自分」と落ち込んでいても
永遠に満たされないから
昨日より
ちょっとだけ良くなるために何をしよう？
しあわせとは
テクニックではなくて
より気分よく居続けることみたい
それが自分を大切にするっていうことにも
なるのかな
他の人の感情やSNSやテレビなんかの情報に振り回されるんじゃなく
自分で自分の声を聴こう
他人に認めてもらうことをやめて
誰よりも自分で自分を認めよう
自分の味方でいよう
本当はどうしたい？
なにしているとハッピー？
今日はどんな調子？
誰にも遠慮はいらないよ
さぁ、私。
今日は何をしようか？
