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わたしのすきな事と、できないという思い込み

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今日は、徹底的に自分のためだけに記事を書きます。


今年に入り、講師をつとめさせていただいた起業講座もひと段落ついたら、自分自身の生き方や働き方を、しっかり見つめなおしたいという思いで4月を迎えました。

自分の中にこそ、今までの生き方の癖や、うまくいかないことの原因、おりのようなものがあることには気づいていたので。まだまだ気づかない自分と出会いたい。

そこへ、ちょうどHSP(Highly Sensitive Person:ひといちばい敏感な人)メッセンジャー講座でお世話になった@皆川公美子さんのライティング講座のお知らせが入り。

これは、またとないチャンス!と思って、参加を決め、5月11日から21日間にわたるチャレンジがはじまりました。

がっつり自分と繋がれるなんて、怖いけどうれしい。

酒前磯崎神社の参道

 

そんなこんなで、今この記事を書いています。

今まで、見ないようにしてきた、私の中への探検、ダイブ。

目次

好きなことを洗い出してみる

幼少のころ。何が好きだったか?

講座初日にこの質問を受けて、歌ったり踊ったり、絵を描いたり、探検したりと答えたのに。

読書

 

実はもっと自然にやっていて、今もせっせとやっていることがありました。読書です。いつもカバンの中に数冊持ち歩いている状態が当たり前なので、今さら好きとも思っていなかったのですが。物心ついたころから、本はずっと傍らにあった。それと音楽、のちに英語。

本は、限られた時間の中で、他の人の人生を疑似体験できたり、知識を得たり、空想の世界、非常識な世界に連れて行ってくれる。

本棚

幼いころは、隙あらば夢中になって読んでいました。時には漫画も。それこそスポンジのように吸収して、とてもわくわくした時間でした。

それこそ外はどんな世界か、大人になるってどんなことなのか、なんでも知りたいと思い、図書館にある本は手あたり次第に読んでいました。どんくさいので、出始めのスーパーマリオがうまくできずに、二度とやらない!って、すねてたのもありますけども(笑)

高校時代に、はじめて英語の原書を読んだのが「不思議の国のアリス」。ジョン・テニエルの挿絵が大好きでした。それまで日本語訳では読んでいたけれど、原書ならではの言葉遊びのような言い回しだったり、どんどん字が小さくなっていく表現だったりがとても新鮮だったことを覚えています。これは、原書で読まなきゃ面白さが伝わらない!

それがきっかけで、「私は英語は得意じゃないけど、好きなんだ」と自覚しました。

成長するにつれ、いつしか、勉強のためにしか本を読まなくなりました。

本はノウハウ系のものばかりになり、知識や情報を入れるためのツールとなって、娯楽はもっぱら、映画を見ることと、洋楽を聴くことにシフトしていきましたね。

カーミット

英語

 

幼いころから英語の番組や映画は好きだった。マペットの出てくるセサミストリートとか。さっぱり意味はわからなくても、音楽を聴いているような心地よさ。音楽も好きだったけど、ピアノも弾けないし、第一将来の仕事に選べるレベルとはほど遠い。幼稚園でのピアニカ⇒小学校のエレクトーン⇒器楽合奏部⇒中高の吹奏楽部。

大学は結局は、地元大学の教育学部を押す親の反対を押し切り、発音や世界観が好きと言う理由で、それほど成績は良くないのに英文科に進みました。実は文法とか、いまだにわからんのです。英作文も苦手。二次試験の時は、英語だけの試験だったのですが、試験前に見たばっかりの過去問がそっくりそのまま出るという引きの強さ。おそらくこの時の点数は満点だったと思います。

辞書

 

今思うと、本当にあの時、目先の点数にとらわれず、真剣に悩んで良かったな、ということだけは言えます。後悔しない覚悟を持つところまでは悩んだし。迷ったら、好きを選べ、と子供たちには伝えたい。

白い建物

 

英語の音が音楽に聴こえていた理由は、大学に入り音声学を学んではじめてわかりました。英語の文は、「タタン・タタン・・・」というような一定のリズムにのってしゃべります。

こんにちは、わたしはやすこです。東京の近くの茨城に住んでいます。

Hello, My name is Yasuko. I live in Ibaraki, near by Tokyo.

後でわかったことですが、この言語によるリズムの違いが、音楽との親和性に大きく関係するんですね!(洋楽の日本語歌詞がはまらないのは、ここにあるらしい。日本語はアクセントがあまりなく、平たんですよね。あと、語尾の母音まではっきり発音しようとするところ。)

 

他にも好きなものを並べてみると。

★アイデアを出して道を示すこと。

何人かで、ある一つの話題について自由な発想で話す、ブレーンストーミング。話しながら出てくる言葉にヒントを得て、アイデアを出し、問題解決につなげる。

何か困っている問題に対して解決策を模索していて、「これならイケるんじゃない?」「これとこれを合わせたら」「○○さんに聞いてみたら何かわかるかも?」とひらめく瞬間に、スパークする楽しさや煌めきを感じます。

その場にいたメンバーと喜びをシェアするのも、とてもうれしいことです。エンジニア時代には、ルーチンワークは得意な人に任せて、この刺激が毎日溢れていたように思います。

 

★伝えること。

どんな手段でどう表現したら、本質を伝えられるか?この景色のすばらしさや感動を、どう届けるか。キャッチコピーなら、缶コーヒーのジョージアの「世界は誰かの仕事でできている」とかJRの「そうだ、京都行こう」など端的でメッセージが伝わりやすいものが好きです。

 

★美しいものを探して歩く事

建築物、自然、植物、絵画、写真、ファブリック、文具、キッチンツール、ポスター。

とにかく、美しいものを見つけるのが大好きです。自分の感覚に刺激をもらうと、ときめいて飛び上がりそうになります。で、それを伝えたくなる。旅行が好きなのは、このせいなのですね。

白い建築物

 

大学時代にアメリカを横断したときには、通過した街の美術館や博物館にはできる限り足を運びました。

特にNYにある近代美術館(MOMA)には、1人で気づいたら5時間ほど居てしまいました!

世界一美しいやかんだったり、椅子だったり、カトラリーや食器まで。

永久保存されるほど優れたデザインの製品は、ずっと見ていられるほど美しいです。

MOMA建物

★アクセサリーや雑貨を見る事

アクセサリーは、簡単なものは作りますが、パーツを見るとときめきます。それから雑貨屋さんには、ずっといられます。

★ハワイ・オーストラリア・イエローストーン

大自然の中で何もしない。ただただ風や波を感じたい。おいしいものをいただき、体に染み渡る幸せを感じます。すぅっと、自分に戻ることができる大好きな場所です。

★クラッシック音楽

美しい音楽が大好きです。聴くのも演奏するのも。

一番好きなのは、ラフマニノフの交響曲第二番、第三楽章。ブラームスやドボルザークの交響曲やオペラのアリアも、魂が揺さぶられます。

交響曲(シンフォニー)が好きなのは、各楽章が喜怒哀楽を表現していることが多く、人間臭さや喜びから神の世界まで、まるで一人の人生を経験したかのような表現を受け取れるからだと思います。

私の場合は、アマチュアですが、クラリネット奏者としてオーケストラの一員として参加している時に、体と楽器を使って自分の音として表現したものと、周りのみんなとのハーモニーに癒されます。私にとって演奏することは、究極の癒しだな、と思います。

オケ上から

ひたちなか市民オーケストラ

クラリネットと田園の楽譜

 

「上手じゃないけど、完璧じゃないけど、心地いい。自分がここにいてもいいんだ」と感じられる。

先日2月のステージでリハーサル中にしみじみと思ったのは、「みんなそれぞれの個性で音を紡ぐ。楽器の個性はバラバラだし、それぞれ唯一無二の存在だけど、みんなで一つのものを作っているんだな。」と。

 

庭木1 庭木2

 

毎日散歩しながら、バラバラに生えている植物も、

見事に調和する感じが、オーケストラや人間世界に見えてきました。

 

森の中を散歩していると、そこだけスポットライトがあたっているような植物が見つかります。

陽が当たった植物

でも、太陽が動けば、また別の植物に陽が当たる。

音楽の中でいろんな楽器が旋律を順番に渡していくような感覚に似ているな、と思いました。

 

オーケストラだと誰一人として欠けても、曲にならない。

音一つ抜けても、その曲の完璧な形ではなくなる。

 

誰一人、いらない人なんていないんだな、いらない音なんてないんだな、と思うのです。

オーケストラ

 

それどころか、ライブである演奏会では、

どこかしらで音が間違ったり、リズムがあやうかったり、事故は起こっているのに、

マイナス要素ではなく、ともすればCDなんかの、いわゆる「完璧な演奏」を超えてくることがある。

 

演奏者の熱量が、その人の持つ技量を超えたり、失敗を気づかせなかったりすることがあります。

 

不思議です。グルーブ感というか、一体感というか。

これって、他の世界でも一緒かも。

完璧な人間じゃなくてもいいんだな、間違ったって、真摯に取り組むことのほうが大事だな、って思います。

 

 

自信のなさ=自分には価値がない

 

私は今まで、間違えることや失敗することを必要以上に恐れてきた気がします。

そして常に、自分よりすごいスキルの人を見上げて比べては、

自分には価値がないと思ってきた。

それに、同じようなことをやっている人を見ると、どうぞどうぞ、と身をひく癖がありました。

 

だから、大好きなことを夢中で楽しむかわりに、

「失敗しないように」「価値があるように見せるために」

必要以上に武装してきたみたいです。

 

クウォッカワラビー

パースにクオッカに会いにいきたい

 

 

 

仕事も家事も、子育てもそう。

自分を犠牲にしなければ、わがままなんじゃないか?

自分の感性を使って、世界中を旅行しながら仕事したいなんて、母親失格なんじゃないだろうか?

好き勝手やるのは、完璧にこなしてからじゃなきゃダメだ、と。

 

ちゃんと仕事して売り上げをあげて、

ちゃんと家事をして家を綺麗にして、

子供たちに健康的な食事を提供し、

立派な社会人になるまで勉強するようにその気にさせて、

一定の成績を取れるように励まし続け、

一人前に稼げる社会人にして、素敵な家族を持つ人生を観終わってからじゃないと、と。

その一つさえろくにできていないもの。。。

 

ふぅ。まだまだ思い込みの闇は深いけど。

もう、いいじゃん。十分がんばってきた。

これからは、人生を私自身のために、私が主人公で楽しんでいけるよう舵をきりたいな、と思います。

できることからひとつずつ。

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この記事を書いた人

officeMANA代表:茅根泰子(ちのねやすこ)です。茨城県ひたちなか市で、女性起業家が自分らしく働くためのWeb作成支援をしております。元システムエンジニア、海外勤務、繊細な子供の子育て、地方移住という今までの経験をフルに活かし、ITを使って世界中どこででも売り上げと業務効率を上げるためのWeb環境作成をお手伝いします。

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